「李在明大統領親族の墓地は農地法違反」主張イ・ジンスク議員、与党主導で「国政監査除斥案」可決

📌 この記事の3行要約
  • 野党議員が大統領親族墓所の違法疑惑を追及、与党は国政監査から除斥
  • 是正命令を無視した墓地維持の疑い浮上、与党は利益相反を訴え全面対決
  • 墓所の法令違反疑惑の真偽と、与党による職務排除の正当性が問われる

【韓察日報】野党「国民の力」のイ・ジンスク(李眞淑)議員が、李在明(イ・ジェミョン)大統領の両親の墓所を訪れ、農地法に違反している疑いがあると主張して攻勢を強めている。MBNなどの報道によると、イ議員は現地写真を公開した上で、管轄自治体から原状回復命令が出されているにもかかわらず墓地が維持されていると批判した。その一方、元放送通信委員長である同議員を巡っては国会で利益相反論争が浮上し、所管委員会で国政監査からの除斥案が可決されるなど、与野党間の攻防が一段と激化している。

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■大統領親族の墓所に「農地法違反」疑惑を提起
 イ議員はSNSを通じ、慶尚北道奉化郡にある李大統領の両親の墓所を訪問した様子を写真とともに公開した。写真には、墓参に訪れたイ議員の姿に加え、墓所周辺で進められている工事の光景が収められていた。

 イ議員は「ここは農地であり、墓地として使用できない場所だ」とした上で、「管轄の奉化郡は2023年、2024年、2025年の3回にわたり原状回復命令を通知したにもかかわらず、李在明氏の家族は過料を支払うだけで墓をそのまま維持している」と主張した。さらに、墓所の敷地が李大統領の実兄の名義である点を挙げ、「李在明氏は責任がないと言うつもりなのか」と問い返した。「農民たちの農地が違法だとか投機だとか論じる前に、まず本人の両親の墓を移すべきだ」と追及した。

 墓所周辺で進められている工事についても「原状回復どころか、墓所を恒久化するための作業が進められているようだ。工事名は『農道の舗装』となっていたが、誰がそんな言葉を信じるだろうか」と疑問を呈し、雪対策として墓地の前にヤシのマットが敷かれている点などを指摘した。イ議員は先月28日にも、「昨年12月18日に通知された原状回復命令の履行期限は今年12月20日までだ」と同様の主張を展開している。ただし、奉化郡による命令の具体的な内容や履行状況、過料の納付実態、周辺工事の目的や予算規模については現時点で追加の確認が必要とされている。

■与党主導でイ議員の「国政監査除斥案」可決、対立激化
 李大統領側への批判を強めるイ議員だが、国会内では自身を巡る激しい逆風に直面している。YTNの報道によると、国会科学技術情報放送通信委員会は12日、元放送通信委員長のイ議員に対する国政監査の除斥案を与党「共に民主党」主導で議決した。これによりイ議員は、放送メディア通信委員会や放送メディア通信審議委員会など、放送関連機関の国政監査から排除される事態となった。

 除斥の理由について、与党系議員らは、イ議員が放送通信委員長在任時に「委員2名」のみの体制で議決・処理した業務が国政監査の対象に含まれており、利益相反の疑いが極めて強いと判断したためだと説明した。実際の質疑の過程でも、イ議員がキム・ジョンチョル委員長に対し、過去に自身が関与したYTN関連の決定事項について確認するなど、公正な監査を維持することが困難であったという。

 これに対し、イ議員と「国民の力」は「史上初かつ不当な暴挙だ」と猛反発して採決をボイコットした。イ議員は除斥案の可決後、「民主党の多数による暴力と横暴、暴政に対して怒りと屈辱を覚える」と述べ、「数が多ければ正義とは限らない」と強く糾弾した。大統領の身内を巡る疑惑追及と国会での職務排除の応酬が重なり、与野党の全面対立の溝はさらに深まっている。

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【編集長の韓察眼】
李大統領が強力に推進した農地処分方針を後退させるや、イ議員が大統領自身の農地法違反疑惑に切り込んだ格好だ。与党は異例の除斥で局面打開を図るが、イ議員に対して繰り返される口封じを世論がどう判断するかが問われよう。自治体の是正命令の実効性や除斥の妥当性を巡る客観的検証の行方に注視したい。

出典: MBN / YTN


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