【韓察日報】総合特別検察官(総合特検)は、12・3戒厳令当時に軍上層部からの国会出動指示を拒否し、李在明(イ・ジェミョン)大統領から「真の軍人」と称賛されたチョ・ソンヒョン大佐(元首都防衛司令部第1警備団長)を内乱重要任務従事容疑の被疑者として召喚した。TV朝鮮などの報道によると、内乱特別検察官(内乱特検)はチョ大佐を立件していなかったため、特検間で判断が分かれる形となり、今後の捜査への影響が注目される。
■出動拒否で「真の軍人」と称賛された過去
12・3戒厳令当時、首都防衛司令部第1警備団長だったチョ大佐は、国会への出動指示を受けたものの、「西江大橋を渡るな」として部下たちの出動を阻止したとされる。チョ大佐は昨年2月、「状況が異例であり、その任務の目的が不明確だと考えた」と当時の状況を語っていた。これを受け、国防部はチョ大佐に保国勲章を授与し、李大統領も「真の軍人」と称えて激励していた。
■総合特検は通話記録を確保、一転して被疑者へ
しかし、総合特検はチョ大佐を一転して内乱容疑の被疑者として召喚した。召喚に対しチョ大佐は、「戸惑ったが、記憶にある事実通りにこれまで陳述し、証言してきた」と述べている。
特検側は、戒厳令当時にチョ大佐がイ・ジンウ首都防衛司令官と推定される人物からの電話を受け、「忠誠! 引き続き作戦を遂行します!」と答えた通話記録を確保した模様だ。この記録についてチョ大佐は、「それは軍の挨拶です。軍の挨拶。軍の特性を理解していればお分かりになるでしょう」と主張し、内乱容疑を否定している。
■内乱特検との判断の乖離
これに先立ち、別組織である内乱特検は、チョ大佐がイ前司令官の指示を最終的に拒否したと判断し、立件を見送っていた。今回の総合特検による被疑者召喚により、同一の事案を巡って特検間で足並みの乱れが露呈する格好となった。


