- 半導体2強の急落でKOSPI一時6000割れ、売りサイドカー発動
- 米株安と中国勢の技術的猛追を受け、外国人が4兆ウォン超を売り越し
- 半導体依存の市場の脆さが露呈、次世代DRAM覇権争いの行方が焦点
【韓察日報】韓国株式市場を牽引する半導体大手2社が揃って急落し、市場全体に大きな動揺が走った。13日の有価証券市場において、SKハイニックスが10%超、サムスン電子が7%超の下落幅を記録し、指数を大きく押し下げた。外国人が有価証券市場全体で4兆5,000億ウォン超を売り越す一方、個人と機関投資家が買い支える激しい攻防が繰り広げられた。TV朝鮮などの報道によると、米ハイテク株の不振に加え、中国勢の技術的キャッチアップに対する懸念が投資家心理を直撃したという。
■半導体2強に直撃した急落、中国勢の量産計画も重荷
同日、サムスン電子は前日比7.39%安の23万2,000ウォンで取引を終えた。始値から3.59%安の24万1,500ウォンと下落して始まった後も下げ幅を広げ、取引時間中には一時22万8,000ウォン(マイナス8.98%)まで沈んだ。SKハイニックスの下げ足はさらに厳しく、前日比10.09%急落の144万3,000ウォンで引けた。寄り付きの153万8,000ウォン(マイナス4.17%)から一段と売りが膨らみ、午後には142万5,000ウォン(マイナス11.21%)まで売り込まれる場面があった。
市場の波乱要因となったのは、前夜のニューヨーク株式市場における半導体株の不振だ。ダウ・ジョーンズ工業株30種平均が0.38%上昇した一方、ナスダック総合指数は0.44%安、フィラデルフィア半導体指数は2.67%急落するなど、ハイテク銘柄を中心に調整が進んだ。さらに週末、中国の半導体大手であるCXMTがセルサイズを大幅に微細化して性能を引き上げた次世代のF2S構造DRAMを年内に量産すると明かしたことも、市場では大きな悪材料として受け止められた格好だ。
■外国人が4兆5,000億ウォン超を売り越し、機関と個人は買い越し
投資主体別の売買動向を見ると、外国人の激しい売り越しが目立った。有価証券市場で外国人は計4兆5,259億ウォンを売り越した。特にサムスン電子やSKハイニックスが属する電気・電子業種だけで4兆2,574億ウォンの売り越しを記録した。外国人による売り越し上位銘柄の1位と2位はSKハイニックス(2兆3,613億ウォン)とサムスン電子(1兆3,595億ウォン)が占めた。
これに対し、個人は全体で2兆2,271億ウォン、機関は1兆6,903億ウォンを買い越した。電気・電子業種に限っても個人が2兆5,817億ウォン、機関が1兆863億ウォンを買い支えたほか、その他の法人も同業種で5,745億ウォンの買い越しとなった。とりわけ機関投資家は、外国人が大量売却したSKハイニックス(6,187億ウォン)とサムスン電子(2,478億ウォン)を最も多く買い入れた。
■KOSPI一時6000ポイント割れ、売りサイドカー発動と恐怖指数の急騰
主力2銘柄の急落は、指数全体を巻き込むパニックを誘発した。NEWSISは、KOSPIが取引時間中に一時7%超下落して5910台まで押し下げられ、6000ポイントの大台を割り込んだと報じている。午後2時13分時点でも前日比343.39ポイント(5.38%)安の6040.85にとどまり、KOSPIの時価総額も5,000兆ウォンを下回る水準まで縮小した。
相場の急激な変動を受けて、午前9時47分頃にはKOSPI市場で売りサイドカーが発動された。サイドカーの発動は8月19日以来、約2カ月ぶりの事態だ。市場センチメントの悪化も顕著で、「韓国版恐怖指数」と呼ばれるKOSPI200ボラティリティ指数(VKOSPI)は同日、8.29ポイント(20.35%)急騰して49.02を記録し、投資家の警戒感が一気に高まっている。

