【韓察日報】顧客の同意なしに約4000万人の個人情報542億件を中国のモバイル決済サービス「アリペイ」に提供した疑いが持たれているカカオペイに対し、警察が家宅捜索に乗り出した。TV朝鮮などの報道によると、京畿南部警察庁の反腐敗・経済犯罪捜査隊は、6日と7日の両日、信用情報法および電子金融取引法違反の疑いで、カカオペイの京畿道城南市にある本社を家宅捜索した。
■捜査依頼から4カ月で強制捜査
今回の家宅捜索は、今年3月に金融監督院の依頼で警察が捜査に着手してから4カ月ぶりに実施された。警察は、カカオペイがアリペイに個人情報を提供することを決定した意思決定過程全般を精査している。
カカオペイは、2018年から2024年5月まで、アリペイに個人情報542億件を提供した疑いが持たれている。
■巨額の課徴金と行政訴訟での敗訴
これを受け、昨年1月に個人情報保護委員会はカカオペイに約60億ウォンの課徴金を科し、今年2月には金融監督院が重い懲戒処分に該当する機関への警告措置とともに、約130億ウォンの課徴金を科した。
カカオペイは「適法な業務の受託・委託だった」として個人情報保護委員会を相手に行政訴訟を提起したが、先月、裁判所はカカオペイ側の敗訴を言い渡した。


