【アジア大会】サッカー韓国代表、20人兵役免除も軍軽視の発言続出で批判殺到 特例見直し論に火

【韓察日報】2026年愛知・名古屋アジア大会の男子サッカーで金メダルを獲得し、兵役免除の特例を得た韓国代表チームをめぐり、選手らの不適切な言動やパフォーマンスが相次いで発覚し波紋が広がっている。TV朝鮮などの報道によると、代表選手のチェ・ウジンがDMZ地雷爆発事故を連想させる動画を公開して謝罪に追い込まれた。さらに他の選手らによる兵役免除を軽視・揶揄するような発言も判明し、政界からは兵役特例制度そのものの見直しを求める声まで上がっている。

■DMZ地雷爆発事故への配慮欠く動画投稿で謝罪
 全北現代所属のチェ・ウジンは4日、自身のSNSに長文の謝罪文を掲載した。問題となったのは、彼が投稿した動画だ。映像の中でチェは左足を引きずりながら歩き、突然靴を脱ぐと中から金メダルが現れ、笑顔で拳を握りしめるパフォーマンスを見せていた。これが軍の非武装地帯(DMZ)における地雷爆発事故で負傷した将兵らを連想・揶揄するものではないかとの批判が殺到した。

 チェは「軍関係の事件を貶めたり滑稽に描く意図は決してなかった」と釈明し、現地ファンからリクエストされた動画を参考にしたと説明した。「事故の深刻さと将兵の犠牲の重みを深く認識しており、コンテンツに対する認識をより慎重にすべきだった」と陳謝した。

■兵役免除あおり発言や「除隊帽」写真も物議
 騒動はチェ・ウジンの件にとどまらない。MBNは、代表選手らの相次ぐ軽率な行動が国民の反感を買っていると報じている。

 ヤン・ミンヒョクは試合後の取材に対し、「メダルや優勝は重要ではなく、兵役免除という報酬だけを見て試合に臨んだ」と発言して批判を浴びた。また、19歳のパク・スンスが勝利直後にロッカールームで「除隊帽」をかぶった写真をSNSに投稿したほか、練習中に『二等兵の手紙』を流していたことや、キャプテンを含む一部選手が公式インタビューで軍隊に行かないことを誇示する姿勢を見せたことも問題視されている。U23韓国代表は決勝でU21日本代表を1-0で下し、20人が兵役特例の恩恵を受けることになったが、その謙虚さを欠く態度に失望の声が広がっている。

■野党議員から制度再考の提起
 こうした事態を受け、現・野党「国民の力」の安哲秀(アン・チョルス)議員は4日、自身のSNSで「軍隊を忌避施設扱いし、国家に献身する将兵を侮辱している」と強い不快感を表明した。

 安議員は「国威発揚への配慮を忘れ、軍を軽視する選手に特例を与えるのはあり得ない」と指摘し、「アジア大会での兵役免除は今こそ再考すべきだ」と制度の根本的な見直しを提起した。

【編集長の韓察眼】
国家代表に相応しい振る舞いを求める世論の視線は日韓共通である。問題の選手らは既に韓国世論の厳しい洗礼を浴びているが、現行規定がある以上、安易な特例取消は新たな法的火種になりかねない。感情的反発と適正運用の狭間で、制度自体の見直し論議がどう展開するかに注視したい。

出典: TV朝鮮 / MBN


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