「店名を変えろ」 中国料理店「習近平」を中国人4人が襲撃 「滅共飯店」も脅迫被害 /京畿

【韓察日報】韓国国内の中国料理店に対し、店名を理由とした中国人らによる圧迫や過激な破壊行為が相次いで発生している。チャンネルAなどの報道によると、中国の最高指導者と同じ店名を掲げる店舗がハンマーやスプレーで破壊されて店名変更に追い込まれたほか、「滅共飯店」と名付けた店舗も金銭提供を口実にした暴言や脅迫を受けるなど、店舗経営者の安全を脅かす事態へ発展している。

■最高指導者の名を冠した店舗が襲撃被害 容疑者は海外逃亡
 京畿道城南市盆唐区にある中国料理店が、不審な男らによる襲撃被害に遭った。帽子をかぶった男らは出入り口の店名部分に黒色のスプレー塗料を吹きかけた上、店内に侵入してハンマーで床を叩きつけ、レジ端末まで破壊した。

 当該店舗は中国の最高指導者と同じ店名で8年間にわたり営業を続けてきたが、以前から大柄な男が訪れ「店名を変えなければ大変なことになる」と脅迫を受けていた。MBNは、事件発生から4日が経過しても看板が汚損されたままであり、店側が従業員の保護とさらなる被害防止のために一般的な店名への変更を決断したと報じている。新看板は今週中に設置される予定だ。警察は犯行後に中国へ逃亡した容疑者4人の逮捕状を申請し、追跡を続ける方針だ。

■「滅共飯店」店主にも迫る不穏な影
 一方、店名を巡る圧力は他の店舗でも確認されている。京畿道華城で「滅共飯店」を営む店主のユ・スングンさんは2年前、中国人客から「金をやるから看板を下ろせ」と提案を受けた。ユさんがこれを拒否すると、相手は「家族のことを考えろ。銃は常にあの森の鳥を狙っている」「自分のような人間はいくらでも送り込める」と、組織的な背景を匂わせながら脅迫をエスカレートさせた。

 ユさんは警察に通報し、今年4月に捜査機関の仲介を通じて相手の中国人男性から450万ウォンを受け取る条件で告訴を取り下げた。検察は現在、脅迫を行った男性の起訴について検討を進めている。しかし、近隣の盆唐で起きた事件を知ったユさんは、中国人客に対する恐怖心から生ゴミを捨てる際にも護身用の三段棒を携行せざるを得ないなど、深い精神的痛手を抱えている。

【編集長の韓察眼】
在韓中国人の増加に伴い、本国のイデオロギーやナショナリズムが直接持ち込まれた格好だ。過去にも店名を巡る抗争は見られたが、本国の政治姿勢を強制する破壊行動へ発展した点は極めて深刻だ。海外逃亡した容疑者の身柄引き渡しに向けた国際捜査と、治安維持に関わる警察の再発防止策を注視したい。

出典: チャンネルA / MBN

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