地方選惨敗と「自作自演」騒動で激震 改革新党の李俊錫代表が辞任

【韓察日報】野党・改革新党のイ・ジュンソク(李俊錫)代表が6月3日の地方選挙敗北と党内混乱の責任を取り、代表職を電撃辞任した。就任からわずか1年余りでの退陣であり、最高委員を含む指導部も全員辞任した。YTNなどの報道によると、李代表は「一人の党員として、東灘第2新都市選出の国会議員として自分の役割を果たす」とコメントを残し、今後はチョン・ハラム代表代行体制のもとで党の再編を進める方針だ。

■選挙惨敗と幹部の「自作自演」事件が直撃
 改革新党は「合理的な保守」を掲げ、99万ウォンの低コスト公認や100%オンライン公認など大胆な人材登用を試みた。しかし、先の地方選挙では基礎議員1議席の確保にとどまり、ソウル市長選でも5位に沈むなど厳しい結果となった。

 さらに、党の信用を決定的に失墜させる不祥事が追い打ちをかけた。釜山市長選に出馬したチョン・イハン(鄭莉翰)候補が遊説中に襲撃された事件が、周到に仕組まれた自作自演だったことが判明している。韓国KBSの報道によると、鄭候補は世論の同情を引くため、緑茶ラテのように色が残る飲み物を投げつけるよう指示し、「若造が市長だなんて」という非難のセリフまで事前に用意していたという。共犯のユン氏は偶発的な犯行だと主張したが、7年前からの知人関係であったことが捜査で判明し、両氏はすでに拘束され初公判を控えている。自作自演事件が党内の雰囲気悪化を決定づけた形だ。

■「国民の力」との合流説は否定、試される再建手腕
 党内では今後の総選挙戦略をめぐる意見の対立も表面化していたが、改革新党のイ・ギイン事務総長らは野党「国民の力」との合併説や議員の合流説について「事実無根」と一線を画した。一方、「国民の力」のチャン・ドンヒョク(張東赫)代表は、価値観が一致しない形だけの形式的な統合は対立を増幅させるだけだと指摘し、慎重な姿勢を崩していない。

 結党以来最大の試練に直面した改革新党が、この局面を突破する刷新案を打ち出せるか注目される。

【編集長の韓察眼】
既存の二大政党制への不満を背景に誕生した第三勢力が、選挙敗北と道義的失墜の二重苦で深刻な存立危機に直面している。改革を掲げながらも、幹部の倫理欠如が有権者の信頼を根底から揺るがした。今後は保守政党との差別化を保ちつつ、独自路線を維持できるかが正念場となる。看板の掛け替えを超えた抜本的な信用回復と党再編の成否に注視したい。

出典: YTN / 韓国KBS

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